2015-05-17 12:50 |
中国・インド経済貿易フォーラムが16日上海で行われました。両国企業はこのフォーラムで、エネルギーや貿易、金融などの分野を含む、20項目以上の協力協定に調印し、金額にして220億ドルを超えています。
最終の訪問先である上海を訪れたインドのモディ首相はこの日、フォーラムに出席し、基調演説を行いました。モディ首相は「経済貿易は両国の関係発展をより推し進めることができる。インドは今後、関連する政策の調整を進め、中国企業がインドで便利で快適な環境の下でビジネス活動を進めることが出来るように努めていく」との考えを表明しました。
モディ首相らの一行は15日夜、北京から上海入りし、16日に中国に対する公式訪問を終え、上海を離れ帰国しました。
ところで、2014年9月、中国の習近平国家主席のインド訪問期間中、上海とインド最大の都市・ムンバイは友好都市関係を結びました。その際、モディ首相は「両国は今後、地方政府間の往来と協力を一層拡大させ、より幅広い範囲で両国国民の相互理解を深めていくべきだ」と述べました。(万) |
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2015-05-16 00:00 |

写真説明 歓迎会で中日両国の学生が記念撮影(写真提供、江蘇省人民対外友好協会)
日本の大学生約100人が15日、中国・南京の大学生と交流しました。中日合同による「南京城壁保存修復協力事業」20周年記念活動の一環として行なわれたもので、今月14日から1週間の日程で、南京や蘇州、北京を訪問しています。
最初の訪問先となった南京では、南京大学や東南大学を訪れ、中国人学生と2時間にわたり、語り合いました。佐賀大学の範東洋彦さんは「自分と同じ年齢層の中国人の過ごし方や考え方を知ることができた。とても印象に残る交流だった」と感想を話しました。今回初めて中国に来たという、青森大学の佐藤絵里奈さんは「日本のテレビやインターネットなどでは、中国にあまり良いイメージがなかったが、初めて実際に来て、料理も美味しく、中国の大学生の人柄や温かさを肌で感じた。今度は観光はもちろん、留学もしてみたくなった」と語りました。(文、斉鵬) |
2015-05-15 00:00 |
中国の李克強首相は15日北京の人民大会堂で、インドのモディ首相と共に第1回中印地方協力フォーラムに出席しました。
李首相は、「中国とインドが第1回地方協力フォーラムを開催することは、両国関係の中で重要な意義を持つ大きな出来事だ。両国が地方交流と協力を展開することは良い始まりであり、巨大な市場活力を生み出せるだろう」と述べました。
モディ首相は、「インドは地方交流が両国関係の発展を促進する面で果たす役割を高く重視し、両国の地方交流が絶えず深まることを喜んでいる。中国企業の投資を歓迎する」と述べました。
今回のフォーラムのテーマは「スマートシティ、スマートライフ」です。中国とインドの地方政府と企業の代表約150人が参加しました。(玉華、林) |
2015-05-14 16:52 |
2015年5月12日は、中国四川省で発生したブン川大地震から7年目の日です。ネパールで4月25日に発生したマグニチュード8.1の大地震から2週間余りが経過したこの日、同国でマグニチュード7.5の余震が発生しました。周辺の数カ国に影響が及 んでおり、この余震による死傷者は1000人を超え、チョモランマでは雪崩が発生しました。

この日の朝、我々中国国際放送局(CRI)の記者は中国民間企業の救援チームと共に、救援物資を積んだ車に乗り込み、ネパールの首都カトマンズから60キロメートル離れた被災地・カブレ郡(Kabhre)に向かいました。

車は中国とネパールの友情の証でもある1966年に竣工された大橋を通り、正午前、カブレ郡の山奥にある村に着きました。

目的地であるこの村には60世帯の村民が生活しています。地震により、5人が亡くなり、れんがと土などで建てられた家はほとんどが倒壊してしまいました。交通が不便など原因で、ネパール政府の支援はここまで届いていません。被災者は現在、テントや防湿シート、蚊よけ薬などを必要としています。

村の住民は救援チームの到来を歓迎した後、慌てず、列を作って一人一人身元を示す資料に登録しながら、救援物資を受け取っていました。一方、遠くないところで遊ぶ子どもの姿も見えました。

正午過ぎ、突然地面からド~ンという地鳴りのような音が聞こえたかと思うと、周辺の山々も揺れ出し、その瞬間、めまいでふらつきました。並んでいた村民たちは道路の真ん中に避難しました。このマグニチュード7.5の地震はおよそ1分間続きました。

人身の安全と帰り道の状況などを考慮した救援チームは戻ることを決めました。分配しきれなかった救援物資を村の責任者に託し、我々はカトマンズに向かいました。

帰路では、先ほどの地震により落石で道路が遮断され、自動車が通れなくなっていました。救援チームは岩や石を移動させ、バイクしか通れないほどの細い道を確保しました。女性をバイクに乗せ、その他のメンバーは徒歩で迎えの車が待つ道まで山を下りました。(取材記者:江明 翻訳:万) |
最后更新于 2015-05-18 17:00 |
2015-03-02 22:21 |
公益財団法人日本科学協会が主催する『日中若者討論会』が27日に東京にある日本財団ビルで行われました。会場では、「一人ひとりがメディアになって、自国や相手国に対する正しい情報を発信」という発想から、日中両国の若者が、「情報発信」と「イメージアップ」をキーワードに本音の意見交換を行い、国民感情改善のための糸口を探っていました。

 会場の様子
中国側の参加者は、2014年度中国で日本語学習者を対象に開催した「笹川杯全国大学日本知識大会」と「笹川杯作文コンクール」の優勝者で合計17名です。日本側からは、東京大学、慶応義塾大学、東京外国語大学などの中国に関心を持つ13名の大学生が参加しました。



 チーム討論の様子
討論会に参加した両国の大学生30名が6つのグループに分けられ、日本語で相手国への印象、自国での報道事情などを語り、両国関係を改善するためにどうすればいいのか熱っぽく意見をかわしました。その後、代表者がグループ内の意見をまとめ、ホワイトボートを使って、発表しました。その中に、中国では日本に関する情報が比較的に少なく、日本では中国に関する偏った報道が多いとして、多くの人が相手国に行って自分の目で見たことも無いのに偏見を持っているという指摘があり、文化、旅行、アニメ、漫画などの興味のあるルートから相手国の多様性を体験して理解を深めることが大事だと主張し、民間交流を強化するよう呼びかけました。また、ウィーチャット、ラインなどのSNSを活用して積極的な情報発信をしようとの若者らしい意見も出ていました。


 討論結果の発表
討論会を訪れた観客は日本語を学ぶ中国の若者の日本観、日本の若者の中国観を伺うことができ、両国国民の感情改善に有意義な提案がたくさん打ち出されたと評価しました。
★「笹川杯全国大学日本知識大会」
日本科学協会が、日本への理解の深化と日本語教育の振興を目的として、中国の大学の日本語学習者を対象に2004年度から毎年開催し、2014年度は去年11月の22日と23日に、北京大学で89大学の参加により開催されました。
中国の日本語学科設置大学(506大学)の6分の1強にあたる大学が一堂に会し、日本語で知識を競いあうこの大会は、中国版「日本知識の甲子園」といえるイベントとなり、日中両国で大きな反響を呼んでいます。2004年度から笹川杯全国大学日本知識大会に参加した大学は累計370校となり、参加選手はおよそ1100名を超えています。
★「笹川杯作文コンクール」
日本科学協会が、中国の若者の対日関心・理解の深化を目的として、日本科学協会、中国青年報社、人民中国雑誌社の共催で2008年度から実施しているもので、中国語版と日本語版の2つのコンクールを並行実施しています。作文の応募数が累計42800点に上りました。(文・写真:李軼豪) |
最后更新于 2015-03-02 22:26 |
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