家電量販店ビックカメラとカジュアル衣料品ユニクロが初めて共同展開する店舗「ビックロ」が27日午前、東京・新宿にオープンしたと各紙が報じた。この日は朝から約4000人が列をつくた。店員はそろいのユニホームを着て、統一感を演出。ビックカメラのポイントを、同店のユニクロ限定で使えるクーポンに交換できる。英語、中国語、韓国語ができるスタッフも配置。地下3階~地上8階の売り場には、ユニクロの商品を着たマネキンがカメラを構えたり、掃除機を持っていたりする。
NTTドコモは27日、スマートフォン向けのソーシャルゲーム(交流型ゲーム)事業に参入する方針を明らかにしたと各紙が報じた。通信収入に頼る事業構造から脱却し、収益源を多様化する。ゲーム開発会社10社程度からコンテンツの提供を受け、年内をめどに始めるという。携帯電話向け交流型ゲーム市場は、今後も成長が見込まれている。ドコモは約6000万人に上る顧客基盤を生かし、先行するグリーなどに対抗する。
各紙によれば東芝は27日、新型のデジタルハイビジョン液晶テレビ「レグザ Z7/J7」シリーズを発表し、同時にレグザクラウドサービスとして「TimeOn」(タイムオン)を提供すると発表した。「TimeOn」では、リモコンなどを使い、タイムシフトで保管した番組について、ネットで話題などの条件でシーンを検索したり、シーンの再生情報を友人などと交換したりできる。また、録画予約や履歴を統合したクラウドメニューや、伝言板、アルバムなどの機能を備える。2013年1月下旬からはキーワードで自動的に録画する機能なども提供される予定。「TimeOn」ではまた、REGZA TabletをはじめとしたAndroidタブレット向けに、Androidアプリ「RZクラウド」を10月下旬から提供するという。
各紙によればオムロンは、屋外設置型の太陽光発電向けパワーコンディショナー(電力変換装置)を11月から順次発売する。太陽光パネルで生み出した直流電力を交流に換える機能を持つ。需要拡大が予想されるマンションや公共施設への設置を見込む。出力は4.4キロワットと5.5キロワットの2種類で、価格は20万円台前半とみられる。7月から始まった再生可能エネルギーの全量買い取り制度は、太陽光パネルの場合出力10キロワット以上となっている。同社は、マンション屋上などに10キロワット~50キロワットの太陽光パネルを設置し、パワコンは外壁に設置する使い方が増えると見ていることから、今回防水機能を備えた屋外設置型の投入を決めたという。