青森県むつ市と青森市、同県外ケ浜町はこのほどシンガポールで食品フェアを開き、3市町の市長・町長が地元産品をトップセールスした。商談会も実施した。むつ市の宮下宗一郎市長、青森市の小野寺晃彦市長、外ケ浜町の山崎結子町長が、現地の日本食レストラン「SUN with MOON」でメニューに採用された「海峡サーモン」やホタテなどの水産加工品をPR。三厩マグロの解体ショーも実施し、好評だったという。
秋田県内の職人が手掛けた県産木材を使った家具などを紹介する「秋田県産材フェア」が7日、秋田市のJR秋田駅構内であった。県産木材の利用を推進する「ウッドファーストあきた」の一環で県が主催した。国際的に活躍する工業デザイナー喜多俊之さんがデザインした県産のナラやスギを使った家具約20種を展示。多くの人が足を止めて、木のぬくもりや香りを楽しんだ。
宮城が生んだ偉大な研究者の訃報。半導体の世界的権威で文化勲章などを受章した東北大学の元学長西澤潤一さんが亡くなった。92歳だった。西澤潤一さんは仙台市出身。研究者としては「ミスター半導体」との異名を持ち、発光ダイオードや光ファイバーの発明・開発など数々の業績を残した。1989年に文化勲章、2000年にはエジソンメダルを受賞、その後、首都大学東京の学長などを歴任したが、10月21日に死去。