各紙によればパナソニックは、ファックスで受信した画像を、スマートフォンの専用アプリで表示できる「パーソナルファックス KX-PD101DL」を6月12日に発売する。家庭内の無線LAN環境を利用し、最大4台までのスマートフォンを子機として登録できる家庭用ファックス端末。対応するスマートフォンはAndroid 4.0以降端末、またはiOS 6.0以降を搭載したiPhone 4/4S/5/5C/5SとiPad/iPad mini。専用アプリ「スマートフォンコネクト」をスマホにインストールして親機に登録することで、無線LAN経由で子機として使用できる。子機として、固定電話回線に着信した電話に出たり、固定電話回線から発信することができるという。
各紙によれば東芝は、4Kテレビで国内最小となる40型「REGZA 40J9X」を7月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は23万円前後。新開発の広色域直下型LEDを採用した「4Kダイレクトピュアカラーパネル」などにより、「色」、「明るさ」、「コントラスト」などを向上し、映像の臨場感や立体感を高めた4Kテレビ。50~84型の「ZX9シリーズ」との違いは、サイズとデジタル放送全録機能「タイムシフトマシン」を省いたこと。また、ゲーム入力時の遅延もREGZA史上最速という約0.6フレーム(約10ms)まで抑えた「新4Kゲーム・ターボ」などゲーム対応も強化したという。
富士通とパナソニックは15日、半導体システムLSIの設計・開発部門を統合する計画について、今年秋にも新会社を設立することで大筋合意したことが分かったと各紙が報じた。複数の関係筋によると、新会社の社長には、元京セラ 社長の西口泰夫氏が内定したという。両社は2013年2月に、システムLSIの設計・開発部門を切り出して統合すると発表していたが、出資比率や事業戦略の調整に時間がかかって合意が遅れていた。関係筋によると、新会社には、日本政策投資銀行の出資を受けて、外部資金を確保する。資本金は500億円で、政投銀が200億円、富士通が200億円、パナソニックが100億円を出資するという。
各紙によれば三越伊勢丹ホールディングスは27日、三越のショッピングバッグを4月から新デザインに切り替えると発表した。現在の赤、濃い青、淡い青の3色のバッグは1957年から使用しており、変更は57年ぶり。今年は、三越が04年に日本で初めて「デパートメントストア宣言」をしてから110周年となるのを機にリニューアルを決めた。人間国宝である友禅作家、森口邦彦氏による着物向けデザイン「白地位相割付文実り」を採用した。たわわに実るリンゴを幾何学模様で表現しているという。