観光関連も減速傾向が続き、個人消費が弱含むなど、全体として厳しい状況がつづいているものの、生産活動の一部、設備投資に持ち直しの動きがみられる。
県がまとめた2012年の10月1日現在の年齢別推計人口調査結果によると、65歳以上の老年人口割を示す高齢化率は前年比0.5ポイント上昇し、27.0%で過去最高を更新。
緩やかなに持ち直しているものの、一部に弱い動きが見られる。
国土交通省と環境將は、北九州響灘地区において、新設する太陽光発電施設と蓄電池、風力発電設備を組み合わせ、港湾施設のコンテナヤードのクレーンなどを稼動する大規模実証事業を2012年度から3年間実施すると発表。
足踏み
12月の宿泊数は、唐津地区で概ね例年並み。嬉野地区は年末の宿泊が好調で、前年より若干増加。
11月の大型小売販売は前年比1.5%増加。12月の乗用車販売は、軽乗用車が前年比4.8%増加したものの、普通・小型乗用車が5.7%減と4か月連続で減少し、全体で前年比0.2%減と2か月ぶりに減少。
12月の県内通関輸出額は、一般機械が減少したものの、電気機器、金属鉱およびくずが増加し、全体では前年比42.1%増と3か月連続で増加。