北京市政府は15日、「観光事業発展の加速案に関する実行意見」を発表し、この中で「市政府は祝日における高速道路の渋滞を解決するための優遇政策として、時間差通行政策の推進を検討している」との方針を示しました。

北京では、どのような休日においても北京市を出入りする車両が多く、連休の開始日と終了日にはいつも激しい渋滞が起きています。（万、中原）

中国の不動産市場では、外国人の不動産購入に対して4年ぶりの規制が開始されました。住宅建設部と国家外貨管理局は15日夜、「海外機関及び個人 による不動産購入の規範化に関する通知」を発表しました。この「通知」によりますと、外国人は中国国内で居住目的とした住宅の購入を一軒のみに制限さ れ、、国内で支社や代表所などを設ける海外の機関は、営業登録をした都市でのみ事務所用の非住宅家屋を購入することができることとなります。

業界の専門家は、外国人の不動産購入に対する新規制は、海外機関による住宅の買い上げを禁止することで、中国の不動産市場に大量のホット マネーが流入することを食い止めるための対策だと見ています。今回の外国人の不動産購入規制の再始動に加えて、すでに発表されている購入規制、及び審議中 の不動産税などの影響を受けて、来年上半期における不動産業界の成長速度は引き続き落ち込むことが予測されます。（翻訳：ＺＨＬ）

皇帝や皇后、八旗人形は普段、故宮博物館でのみ目にすることのできる人物ですが、現在ではこれらの人物が温厚篤実な面持ちの皇帝と皇后のマスコット、丸々としたお腹の八旗人形に姿を変えて、ウェブサイトでの購入が可能となり、ネチズンの熱い視線を集めています。

このオンラインショップは故宮博物院文化サービスセンターが開設したもので、10月1日に正式にオープンしました。マスコットのデザインは故宮の 専門家およびデザインチームが共に手がけたもので、一番の売れ筋は「和紀生財」、「皇帝と皇后の振り子人形」、「兵士の振り子人形」など、一日に十数体が 売れており、若者たちの間で人気となっています。

故宮博物院文化サービスセンターの仇主任は「若者たちが想像する故宮は、味気ないただの歴史の産物でしかないかもしれませんが、だからこそこの『味気な い』歴史を誰にでも受け入れられるものにしたいと考え、淘宝ネット（大手オンラインショッピングサイト）で故宮の旗艦店を開設し、威厳あふれる皇帝と皇后 の顔をマスコット用に可愛らしくデザインして、現代の若者たちにより受け入れられるようにしました」と話しています。（中原）

報告によりますと、この学年度で米大学の留学生数は69万人だということです。米商務省は、留学生が毎年米国経済におよそ200億ドルをもたらしていると明らかにしました。

米マスコミは、中国大陸留学生の増加は中国経済の高度成長によるものだとしています。（翻訳：ヒガシ）