資料によりますと、1842年から1948年までの107年間、中国は不平等条約を1175締結しました。その中で、イギリス、フランス、アメリカ、日本、ドイツ、ロシアと結んだのは863、73%を占めました。
不平等条約とは条約を結ぶ時に、強い方が武力、政治などの手段で弱い方を脅して強制的に締結した条約のことです。双方は対等ではないた め、弱い方は国家主権や利益が侵害される不平等条約を強要されます。一般的に、不平等条約は両国停戦の条件であり、結果でもあります。戦争を終わらせるた めに締結する条約は講和条約と言います。
中国近代不平等条約史料展覧会のショールームは『南京条約』の会談が行われた南京静海寺に設けられます。
1842年、清国はアヘン戦争でイギリスに敗れ、南京の静海寺でイギリスと会談を行いました。同年8月29日、南京の近くの長江上に停泊 したイギリス海軍戦列艦コーンウォリス艦上で、イギリスと清国は中国近代史上初めての不平等条約を締結しました。(翻訳:牟ケン チェック:吉田)
16日、ケニアのナイロビで開かれた国連教育科学文化機関(ユネスコ)政府間委員会で、中国の「京劇」と「中国鍼灸(しんきゅう)」をが無形文化遺産の代表一覧表に記載するされることが決められました。
これまでに、77の国や地域の無形文化遺産がこの一覧表に収録されています。2009年までに、崑曲や古琴演奏技を含む26の中国の文化遺産もこの一覧表に記載されました。(万、吉田)
今回の修繕工事はこの長城の歴史風貌を復元し、普通市民が長城に登れるように長城本体の補強や避雷などの環境整備を目的としています。
工事は今年5月25日に始まり、全長2200メートルの長城が修繕されました。総面積は1万1000平方メートル、投入された資金の総額は555万元あまりです。(翻訳:トウ 徳花)
プロジェクト『神奇的中国』は、中国の特色ある「人物」「景色」「物」「奇跡」などのテーマを取り上げ、世界の人々に中国を知ってもらう ことが狙いです。同プロジェクトの第1弾の企画として四川大地震の震災復興を記録する『崛起的希望』と、北京の町の成長と発展を記録する『中国建築奇観: 築造北京城』の2作品がまもなくクランクインされ、2011年第2シーズンからディスカバリーチャンネルのネットワークで放送されることになっています。 それと同時に、世界初の3Dテレビ番組『奇景中国』の撮影も近いうちに始まり、2011年にディスカバリーの3Dチャンネルで放送されるということで す。(翻訳:コオリ・ミン)
アメリカ財務省が16日に発表した報告によりますと、中国の9月分のアメリカ国債の保有額は151億ドル増え、3ヶ月連続の増加となりました。
この報告では、この9月、中国のアメリカ国債保有額が8835億ドルに上り、中国は依然としてアメリカの最大の債権国となっています。二位の債権国日本と三位のイギリスのアメリカ国債の保有額ですが、9月はいずれも増えたということです。
アメリカ国債保有額の増減について、中国の関係者は「あくまでも市場投資であり、政治問題にはつながらない」としています。(翻訳:コオリ・ミン)