米国の市場調査会社ニールセンが1日に発表したところによりますと、中国の今年第2四半期の消費者信頼感指数は反落し、第1四半期より5ポイント下がり105となりましたが、世界平均値を91を上回っています。

ニールセンは「今年第2四半期の中国消費者信頼感指数の反落はさまざまな影響を受け、期待所得の低下が主な原因だ」と分析しました。期待所得は66％で前半期より7ポイント低下しました。

報告によりますと、中国の一線都市の消費者信頼感指数は第2四半期で最も大きい伸び幅で上昇し、101から6ポイント上がって107となり、2009年以来の最高値と同水準にあるということです。

台風第9号 「サオラー」の周辺気流の影響を受け、広東省の各所では7月31日から高温が続いています。8月1日の19時までに、広東省の広州、深セン、汕頭、韶関、陽山などの55の市と県では37℃の高温警報が出され、潮州では今年の広東省の最高気温38.4℃を記録しました。

専門家は広東省では今後も数日間は高温が続くと予測しています。そのほか西北太平洋と南海区域で多くの熱帯低気圧の活動が活発化しており、相次いで上陸すれば、8月は「台風月」となる可能性があるとしています。

23日、救援活動に参加している北京の武装警察隊は、前日の豪雨で堆積した土砂を取り除いています。この日、救援隊は京港澳高速道路の17.5キロ区間にある南岡洼鉄道橋付近で、排水、浸水車輌や土砂の除去を同時に進めており、消防や排水などの部署からのポンプ車は24時間稼動しています。現在、この区間の冠水水位は降下していますが、多くの部署は復旧作業に全力を尽くしており、通行回復のため最短時間で現場を清掃しています。

このところの降雨と河川の増水の影響を受けて、長江上流で1981年以降最大の洪水が発生しました。四川省、重慶市は、それぞれ住民15万人と6万6000人を避難させています。

中国国家洪水・旱魃防止指揮本部の発表によりますと、現在、水位は警戒水位以下になっているということです。