2019-04-03 18:40 |
中国貿易促進会が2日、2020年にアラブ首長国連邦の首都ドバイで開かれる万国博覧会の中国館の建築設計案を発表し、世界最大の電波望遠鏡として知られる中国の「天眼(FAST)」やナビゲーションシステムの北斗衛星、次世代ネットワークの5G技術などが出展されると明らかにしました。
それによりますと、ドバイ万博の中国館は「人類運命共同体の構築ーーイノベーションとチャンス」をテーマにし、中国が情報、科学技術、教育、交通などの分野で収めた技術的進展や発展の成果をアピールします。また、高速列車の模擬運転やスマート自動車などのスマート交通も登場するということです。
中国館の建築設計案は「華夏之光(中華の光)」と名付けられ、外観は中国の伝統的な提灯をモチーフにし、館外には古代中国の四大発明などによる文化的要素が施され、ガラスと中国伝統的な窓枠で飾られるということです。
ドバイ万博は2020年10月20日から2021年4月10日にかけて行われる予定です。テーマは「心を繋いで、未来を創る」で、2500万人以上の来場者が見込まれています。これまでに190カ国の出展が確認されているということです。
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2019-04-02 19:24 |
ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5カ国が運営するBRICS新開発銀行の第4回年次総会が1日、南アフリカのケープタウンで開幕しました。
中国財政部の劉昆部長などBRICSの政治関係者や、国際および地域の団体の代表、有識者、銀行家やビジネス関係者が、金融面における5カ国の協力強化や、5カ国および発展途上国のインフラ整備などについて、2日間わたり話し合います。
今回のテーマは「共同協力・持続可能発展の促進」です。新開発銀行のカマート総裁があいさつし、今後の取り組みについて「持続可能な発展に重点に置いた上、5カ国の取り組みを支援していく」と強調しました。また、「現在、銀行融資の8割が交通やクリーンエネルギー、水資源、汚水処理に費やされ、そのほか都市の発展や環境保護にも充てられている」と述べました。 |
2019-04-01 20:59 |
世界で初めての行政エリア用5G(第 5 世代移動通信システム)ネットワークが昨日、上海市虹口区で完成し、試験運用が始まりました。この日、虹口区で開かれたスタート式では、携帯電話による初めての5G通話のデモンストレーションなどが行われました。
現在、虹口区には5G基地局が228カ所建設されており、固定回線のブロードバンドネットワークと5Gネットワークで全エリアをカバーしています。これにより、ギガバイト毎秒クラスの通信網でカバーされる世界初のエリアとなりました。
上海は年内に1万カ所の5G基地局を完成させ、複数の5G建設応用モデルエリアと応用研究開発イノベーション拠点を建設して、5G応用モデル展示ホールを設立する予定です。2021年までに上海市の5G基地局の数は3万カ所に上り、5Gネットワークのさらなるカバーを実現することになります。 |
2019-03-30 21:22 |
「中国・ニュージーランド観光年」の開幕式が30日、ニュージーランドの首都ウェリントンで行われ、李克強総理とアーダーン首相はそれぞれ祝賀メッセージを送りました。
李総理は「昨年、両国の人的往来は約60万人規模に達した。『観光年』の開催は、観光協力と人的交流の拡大に新たなチャンスをもたらす。国民同士の交流が増えることは、相互理解を深め、両国関係と協力の発展のための民意的基礎を固めることに役立つ」と述べました。 |
2019-03-29 09:38 |
国連安保理は27日、ゴラン高原の問題に関する会議を開き、米国のトランプ大統領がゴラン高原についてイスラエルの主権を認めたことに対する各国からの非難の声が相次ぎました。
国連政治・平和維持問題担当事務次長であるローズマリー・ディカルロ氏は、「今の情勢に乗じてゴラン高原やその他の地域の情勢が損なわれることがないよう願うばかり」と語りました。
また、国連に駐在している呉海涛次席大使は、「一方的な行動で事実を変えることに反対する。地域の情勢の悪化は望まない」との立場を示しました。
フランスのアンヌ・グェグァン国連駐在次席大使は、「EUおよびそのメンバー国は、ゴラン高原についてイスラエルの主権を認めない」と強調しました。 |
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