国連の関連機構が10日、中国の京劇と中医鍼灸が今年の「無形文化遺産」の登録候補に選ばれたことを発表しました。
今年は29カ国から47項目の「無形文化遺産」への登録申請があり、これには、日本の「組踊」(沖縄県)や「結城紬」(茨城、栃木両県)も含まれています。
また、中国の伝統的な木版活字印刷技術やウィグル族のマヒレイフ(歌と踊からなる民間芸能)などがユネスコの世界文化遺産の緊急保護リスト候補に選ばれました。
無形文化遺産の選考委員会は15日から19日にかけて、ケニアの首都ナイロビで審査会議を開き、最終的な登録項目を決定します。(翻訳:Katsu チェック:中原)
まもなく広州で開催される第16回アジア大会を記念して、中国郵政局は大会が開幕する12日に、6枚1組の記念切手を発行します。
紹介によると、この記念切手は額面8.6元で、全部で6種類のデザインがあり、バドミントン、武術、陸上、馬術、ドラゴンボートと囲碁がそれぞれ描かれています。
また、中国郵政局はアジア大会をめぐって、初日カバーを含む5つのシリーズ、23種類の郵趣品を発売する予定です。(翻訳:シンエン チェック:中原)
チベット自治区政府の主管部門がこのほど明らかにしたところによりますと、これまでの5年間、チベット政府は188件の重点プロジェクトに1378億元を投資しており、現在、これらのプロジェクトは竣工したり、運営を始めたりしています。
この5年間、青海・チベット鉄道が開通し、林芝空港はオープンし、チベット中部の電力網か稼動し始め、青海―チベット鉄道沿線上にある那曲物流センターができあがりましたが、これらはいずれも地元住民の生産と生活条件を大いに改善しました。
重点プロジェクトはチベットにお経済と社会の躍進的発展を推進する上で重要な役割を果たしたほか、固定資産への投資規模の拡大を後押しし、都市部の消費と農牧民の所得増加を導いたほか、経済総需要量の増加をも促しています。(翻訳:玉華)
中国の易小準商務次官は10日、横浜で開かれているアジア太平洋経済 協力会議(APEC)の閣僚級会議で「当面、世界経済は多くの困難と不確定な要素に直面しており、回復の道は紆余曲折で長い。各国は保護貿易主義の台頭に 警戒し、実際行動に出て共同で保護貿易主義に反対し、経済回復の勢いを維持していく必要がある」と述べました。
易商務次官は「WTOのドーハラウンドに終止符を打つことは世界経済の成長回復にプラスとなる。APEC加盟国は金融危機に対応する自信と勇気を持って、共にドーハラウンドの早期終了を推進するべきだ」と呼びかけました。
易商務次官はさらに「アジア太平洋諸国と地域の発展レベルと国情場度は異なるが、共同の発展を図り、段取りを追って徐々に前進し、開放と 包容の原則に則って協力を進めるべきだ」とした上で、他の加盟国と共に地域の一体化を絶えず深め拡大し、地域の共同発展を図っていくという中国の姿勢を示 しました。(翻訳:ヒガシ)
中国国家統計局が11日、最新の統計データを発表して、10月の消費者物価指数(CPI)は去年の同期より4.4%、先月より0.7%それぞれ上昇したことを明らかにしました。
また、1月から10月までのCPIは去年同期より3.0%上がったということです。(翻訳:ヒガシ)