7月に入ってから、北京の住宅市場は景気が回復し始めました。特に中古住宅の取引件数は大幅に上昇して1万戸を超え、約3割増えました。

北京市住宅・都市建設委員会のインターネット取引件数のデータによりますと、7月上旬と中旬のインターネット取引件数は全市で前月比22.1％増の1万8398戸となり、前年同期比で64.6％増えました。

不動産仲介業者「我愛我家」の市場研究院のデータによりますと、7月上旬と中旬における北京の中古住宅1平方メートルあたりの平均価格は2万1860人民元で、前月比0.7％増えましたが、前年同期比で12.8％下がりました。

一方、新築住宅市場は供給量の減少により、取引件数の伸び幅が明らかに縮小しました。

不動産価格について、「我愛我家」の市場研究院のデータによりますと、7月上旬と中旬における北京の分譲住宅1平方メートルあたりの平均取引価格は2万950人民元で、前月比2％下がり、前年同期比で7.8％下がりました。