中国文化連合会、甘粛省政府および中国民間文芸家協会が7月22日北京人民大会堂で記者会見し、第九回中国民間芸術祭および中国・平涼崆峒（コウドウ）文化観光祭が9月12日から15日にかけて、甘粛省平涼市で開催されると発表しました。

第1回中国民間芸術祭が1989年に開催されて以来、国が運営するこの大規模で伝統的な民族・民間文芸交流活動は、全国各地を順に巡る形で展開されており、最も水準の高い文化イベントとなっています。

今回の芸術祭は「神奇秀美崆峒山、天下養生第一地（神秘と優美の崆峒山、天下一の保養地）」をテーマとしており、中国の民間芸術展やパフォーマンス、交流活動を平涼独特の経済、文化、観光PRと有機的に結びつけています。同時に開催される中国・平涼崆峒文化観光祭と併せて、この二つの祭りには民間文芸展と民間文芸パフォーマンス、崆峒山の民間文芸を訪ねる活動、十大名門校の学生による民間芸術伝承の旅など30のテーマイベントが用意されているということです。

平涼市は中国陝西省・甘粛省・寧夏回族自治区の三省が隣接する場所に位置し、シルクロードのルート上にある重要な都市で、国家無形文化財3項目と省無形文化財12項目を有しています。