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中国の独自開発OS「麒麟」に次世代バージョン 打印
2020-08-26 16:40

中国企業の独自開発OS「麒麟」の次世代バージョンが発表され、注目を集めています。

中国電子信息産業集団有限公司が発表したのは、中国の独自開発OS「麒麟」の次世代バージョンであるバージョン10です。

同社は麒麟バージョン10の性能について、「より優れたユーザーエクスペリエンスと豊かな拡張システムを実現し、そのセキュリティレベルはトップレベルだとしています。また、政府や金融系などの重点産業で使用されるアプリケーションを効果的にサポートできるということです。

現段階では、国内外の主要企業1000社以上が生産するソフトウェアとハードウェア、合わせて1万製品以上が「麒麟バージョン10」との互換性を持っています。

現在、中国の国産OS産業は全体的に順調な発展を見せており。データによりますと、2019年の中国のOS市場の規模は104億9000万元に達し、そのうち、国産OSの市場シェアは2014年の1.6%から2019年の6.6%にまで伸び、急速に発展しています。