经济新闻
きふきふ*ふるさと往来クラブ
各都道府県の地域経済トピックス 2014年1月 |
2014-01-31 23:50 | |||
【北海道】輸出の拡大、観光・雇用情勢の回復に加え、設備投資が持ち直し基調にあるなど、緩やかな回復の兆し。 <国際線の就航・増便が相次ぐ> 新千歳空港では、好調な観光需要を背景に国際線の就航・増便が相次いでいる。タイ国際航空は、バンコク線を10月1日から週3-5往復から毎日1往復に増便。韓国のLCCティーウェイ航空は、ソウル線を12月23日より毎日1往復就航。
【青森県】穏やかな持ち直しの動きが続いている。 <高架下の遊休地活用> 高架下の遊休地を活かして太陽光発電や風力発電を行う「再生エネルギーロード事業」について「スカイブリッジ」(青森市浪岡線)が実施場所に決定し、12月25日から事業者の募集が始まった。
【岩手県】持ち直しの動きが続く。 <設備投資増加> 11月の建築着工床面積(非居住用)は前年比22.8%増。
【宮城県】全体として景気は、回復のテンポは鈍化してきているが、震災復旧需要などに伴い経済活動は総じて高水準で推移しており、緩やかな回復の動きが続いている。 <世界で最も美しい湾クラブ> 国際的な環境保全団体「世界で最も美しい湾クラブ」(本部フランス)の総会がカンボジアのカンポット市で開催され、松島湾を正式会員として決定した。同クラブへの加盟は国内初となる。
【秋田県】着実に持ち直している。 <秋田港、被災した太平洋側港湾の代替に> 秋田港の国際コンテナの2013年取扱量が年間7万本に達する見込みとなり、3年連続で過去最高を更新することが確実となった。
【山形県】持ち直しの動きが続いている。 <全国育樹祭「遊学の森」で> 第38回全国育樹祭の開催日が2014年10月12日に決定。開催場所は山形県金山町の「遊学の森」。
【福島県】公共投資、住宅建築、設備投資が前年を下回ったものの、依然として高い水準にあることは変わりなく、全体では持ち直しの動きが続いている。 <業況判断DIが過去最高に> 日銀福島支店が発表した短観によると、業況判断DIは全産業で+15と1992年5月の統計開始以来最も高い数値。
【茨城県】持ち直しの動きがみられる。 <輸出増加> 11月の茨城県内税関3支署の輸出額は、鹿島港が前年比55.2%増加、日立港が17.2%増加、つくばインランドデポが40.7%増加し、全体では前年比36.8%と6か月連続で増加。
【栃木県】持ち直しの動きが続いている。 <観光、持ち直し> 7-9月期の県内延べ宿泊数は前期(4-6月期)比45.0%増加。
【群馬県】緩やかに回復しつつある。 <受注が前年比増加> 群馬経済研究所が県内建設業者に実施したアンケート調査(調査時期:2013年8-9月)によると、業況の厳しさはあるものの、約4割の業者で受注量が前年同期比増加。ただし、来年度は今年度と比べて業況は悪化するとみている企業が半数以上を占めている。
【埼玉県】個人消費などの回復の動きに加え、生産活動も大幅に改善するなど、回復。 <設備投資、持ち直しの動き> 財務省の法人企業景気予測調査によると、2013年下期の設備投資計画は前年同期比8.0%増加。11月の建築着工床面積(非住居用)は、大規模商業施設の着工から全体では前年比81.6%増加。
【千葉県】持ち直しの動きが続いている。 <「イオンモール幕張新都心」オープン> 12月20日、イオンモールグループは旗艦店である「イオンモール幕張新都心」をオープン。店舗面積は12万8,000㎡で、コンセプトの異なる4つのモールで構成。
【東京都】百貨店販売や輸出、公共投資などが増加したほか、有効求人倍率が上昇するなど持ち直し。 <雇用情勢改善> 11月の有効求人倍率(季調済)は前月比0.01ポイント上昇し1.46倍。新規求人数は前年比8.4%増と45か月連続で増加。
【神奈川県】個人消費や輸出が上向くなど、持ち直し。 <輸出上向き> 11月の県内通関輸出額(季調済)は前月比6.1%増と2か月連続で増加。アジア向けが対中輸出の減少からほぼ前年並みになったものの、米国向けや欧州向けが増加。
【新潟県】緩やかに持ち直し。 <上越沖にメタンハイドレート> 11月29日、資源エネルギー庁は上越沖の1か所でメタンハイドレートが存在することを確認したと発表。確認された場所では地形の一部が崩落し、内部のメタンハイドレートが海底面に露出。
【山梨県】持ち直してきている。 <「農家民泊やまなし研究会」設立> 12月12日、山梨県立大学は、農家を民宿として活用し、農山村地域の活性化を目指そうと、「農家民泊やまなし研究会」を設立。農家民宿は、農家が宿泊客に農作業などの農村生活を提供するもので、費用をかけずに開業でき副収入も得られるというメリットがある。
【長野県】持ち直し。 <「デジタル農活信州」を開設> 県農政部は県内の市町村やJAとが発信する就農支援情報を一元化し、就農希望者に情報発信するウェブ検索システム「デジタル農活信州」を開設。
【富山県】緩やかに持ち直し。 <公共工事、堅調に推移> 12月の公共工事請負額は前年比42.9%増と2カ月連続で増加。
【石川県】持ち直し。 <個人消費持ち直しの動き> 10月以降の大型小売店販売は5か月連続で増加。消費マインド改善や足許の雇用・所得環境に改善の動きがみられることが要因。
【福井県】個人消費および住宅建築に持ち直しの傾向がみられるなど、持ち直しの動き。 <住宅建築持ち直し> 11月の住宅着工戸数は、貸家が前年比16.78%減少したものの、持家が40.92%増加、分譲受託が28.6%増加し、全体では前年比22.98%増加。
【岐阜県】持ち直しの動き。 <ソニー子会社跡地を千趣会が取得> 昨年3月にソニー子会社のソニーイーエムシーエス美濃加茂サイトが閉鎖した工場跡地を千趣会が取得。2015年6月までに物流センターとして稼動予定。
【静岡県】内需を中心に持ち直しの動きが拡がっている。 <東駿河湾環状道路が開通> 2月11日、三島塚原ー函南塚本が開通。東名沼津ICから伊豆地域入口までの所要時間は41分から14分に短縮。国道136号の混雑緩和が期待。
【愛知県】緩やかな回復。 <トヨタ自動車、生産・販売が3か月連続で増加> トヨタ自動車の11月国内生産(単体)は前年比103.5%増の26.7万台と3か月連続で増加。国内販売は前年比101.4%増の13.0万台と3か月連続で増加。
【三重県】回復の動き。 <伊勢神宮の参拝者、史上最高> 2013年10月に式年遷宮を終えた伊勢神宮の年間参拝者数が1,400万人を突破し、統計史上で最多を記録。
【滋賀県】緩やかな回復が持続。 <公共工事、好調持続> 11月の公共工事請負額は、県、市町村が増加し、全体では前年比39.4%増と5か月連続で増加。
【京都府】緩やかな回復傾向が続く。 <個人消費、底堅い動き> 11月の百貨店販売は、気温低下に伴い衣料品が前年比2.4%増加、食料品が0.6%増加し、全体では前年比2.2%増と3か月ぶりに増加。
【大阪府】持ち直しの動き。 <年末年始の利用者増> 「グランフロント大阪」「あべのハルカス」といった話題の商業施設が開業した大阪駅、天王寺駅の年末年始の利用者は、大阪駅が前年比7%増加、天王寺駅が8%増加。
【奈良県】一部に弱さがみられるものの、緩やかな持ち直しの動きが続いている。 <設備投資、2カ月連続で増加> 11月の着工建築物床面積(非居住用)は前年比158%増と2か月連続で増加。卸売業・小売業用、宿泊業・飲食サービス業用が減少、医療・福祉用、その他サービス業用が増加。
【和歌山県】持ち直しの兆しがもられる。 <「紀南熊野ジオ興しチーム」結成> 地質遺産「ジオパーク」を通じ紀南地方を盛り上げるために、環境省近畿地方観光事務所熊野自然保護官事務所の呼びかけで、地域ガイドや事業者、行政関係者などがまちおこし団体「紀南熊野ジオ興しチーム」を結成。
【兵庫県】持ち直しつつある。 <こしょうの輸入トップ> 神戸税関の調査によると、2013年の神戸港に輸入されたこしょうの量が2年ぶりに国内港でトップになる見込み。消費量は底堅く推移しており、香辛料専業の輸入業者が立地し、専用倉庫が充実する神戸港のシェアが高まったためとみられる。
【鳥取県】回復の動きが続いている。 <空の新路線開設相次ぐ> 12月20日、スカイマークは米子鬼太郎空港に神戸、成田、茨城(神戸経由)の3路線を開設。されに来春4月より羽田、新千歳、那覇の3路線を設ける計画。
【島根県】個人消費は上向きつつあり、また、公共投資、住宅建設、生産などで持ち直しの動きが見られるなど、総じて持ち直している。 <観光、好調に推移> 10月の主要温泉地宿泊人員は11か月連続で前年比増加、主要観光施設利用状況は9か月連続で増加。出雲大社の遷宮効果などから好調に推移。
【岡山県】国内外の需要が改善し、回復。 <共同でアンテナショップ> 岡山県と鳥取県は、2014年後半に首都圏での情報発信の拠点となるアンテナショップを共同で設置すると発表。白桃や二十世紀ナシ、瀬戸内海と日本海の水産物など両県の特産品の販売や地酒やスイーツを味わえる飲食店を設ける。
【広島県】緩やかな持ち直し。 <輸出、回復> 11月の県内通関輸出額は、主力の自動車が好調だったほか、一般機械などが増加し、全体では前年比11.3%増と5か月連続で増加。
【山口県】生産活動が持ち直し基調に推移し、個人消費の一部に明るさがみられるなど、緩やかに回復している。 <大河ドラマ「花燃ゆ」に決定> NHKが2015年の大河ドラマを吉田松陰の妹・文を主人公とする「花燃ゆ」に決定したと発表。萩市が大河ドラマの主要な舞台となるのは1977年の「花神」以来38年ぶり。
【徳島県】回復基調。 <徳島ヴォルティスJ1昇格> 12月8日、サッカーJリーグの最終プレーオフ決勝で、徳島ヴォルティスが四国初となるJ1昇格を決定。同チームは大塚製薬サッカーチームを前身とし、2005年よりJ2参戦。県の試算によると、J1昇格に伴う県内への経済波及効果は約51億円。
【香川県】緩やかに回復している。 <住宅建築、増加基調> 11月の住宅着工戸数は、持家が前年比58.0%増加、貸家が267.7%増加、分譲住宅が73.1%増加し、全体では前年比11.6%増加。
【愛媛県】生産活動に弱さがのこるものの、回復に向かう動き。 <設備投資増加> 日銀短観によると、2013年度の設備投資額は、上期計画が前年同期比78.9%増加、下期計画が42.6%増加し、通年で前年度比60.4%増加。
【高知県】緩やかに持ち直している。 <移住推進> 12月27日、県は高知市内で県移住推進協議会の民間サポート部会を開催し、2013年度上半期(4-9月)の県と市町村の窓口を通じた移住者は143組227人で、前年度実績121組225人を既に上回ったと報告。
【福岡県】緩やかに持ち直している。 <ベトナムで浄水設備実証実験> 12月5日、北九州市は、独自開発した浄水処理設備の実証実験をベトナム・ホーチミン市の浄水場で1月から開始すると発表。ベトナム国内で実証事件が行われるのは、ハイフォン市に続いて2例目。
【佐賀県】緩やかな持ち直し。 <佐賀空港にソウル便就航> 12月20日、佐賀空港発着の国際線で2路線目となる韓国のLCCが運航するソウル便が就航。同空港の国際線は上海便と合わせて週6便。
【長崎県】緩やかな持ち直しの動き。 <設備投資、やや持ち直し> 11月の普通・小型貨物車登録台数は前年比18.2%増と5か月連続して増加。着工建築物床面面積(非居住用)は前年比51.8%増と5か月ぶりに増加。
【熊本県】緩やかに回復している。 <公共工事、増加其調> 11月の公共工事請負額は、国、独立行政法人等、その他の公共団体が減少したものの、県、市町村が増加し、全体では前年比15.7%増と8ヶ月連続で増加。
【大分県】緩やかな持ち直しの動きが続く。 <バイナリー発電> 大分県九重町、九州電力、西日本環境エネルギーは、地価の熱水と蒸気を汲み上げ沸点の低い液体を気化させるてタービンを回す「バイナリー発電」の地熱発電所を共同で九重町菅原に建設すると発表。
【宮崎県】持ち直している。 <青島地区の活性化> 宮崎市は、青島地区の活性化を図ろうと、来年度から同地区に特化した個人向けツアーなどの旅行商品を提案、旅行代理店を通じて販売に乗り出す。「観光地あおしま再生誘客促進事業」で、市が地区に特化した旅行商品を開発するのは初めて。
【鹿児島県】雇用情勢、観光関連が足踏みしているものの、投資関連は順調に推移し、生産活動、個人消費にも持ち直しの動きがみられるなど、全体として回復傾向が続いている。 <畜産、相場は前年を上回る> 子牛価格は出荷頭数の減少を理由に前年を上回わり、肉用牛(和牛)の枝肉相場も堅調に推移。11月の豚肉相場は、輸入物の減少を国産が代替し、相場は前年を上回った。
【沖縄県】個人消費、公共工事、観光が回復に向けた動きにあるなど、回復。 <かりゆしウェア生産40万枚突破> 県衣類縫製品工業組合によると、2013年11月末時点のかりゆしウェア生産枚数は、「スーパークールビズ」などの拡がりや県内でのMICE増加に伴う県外観光客の需要増などから、全体では前年同期比17.4%増の40万8,365枚で、初めて40万枚を突破。
取材協力:一般社団法人全国地方銀行協会
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