厚生労働省が29日発表した7月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント上昇の1.52倍となり、5カ月連続で改善した。1974年2月以来、43年5カ月ぶりの高い水準。正社員の求人倍率は横ばいの1.01倍で引き続き高水準だった。生産活動が好調な電機など、製造業を中心に人手不足感が強まり、安定した雇用状況が続いている。