日本人の人口が過去最大の減少幅を記録する中、毎年1万人のペースで増え続けているのが福岡市だ。総務省が10日に発表した、1月1日時点の住民基本台帳に基づく人口動態調査の結果でも、全国の市や区のうち最も日本人の人口が増えたのは福岡市だった。 福岡市内の総生産のうち約9割がサービス業などのいわゆる第3次産業で、働く人が増えることが税収増に直結する。このことを背景に、市税収入は6年連続で過去最高を更新する見通しだ。
かんぽ生命保険の不正販売を巡る問題で、販売委託を受ける日本郵便が、契約内容が希望に合っていたかどうかなどを全ての顧客に確認することが14日、分かった。日本郵便が「お客さま対応方針」と題する資料で全国の郵便局に通達した。12日付。契約状況や保険金の支払われる条件などを確かめた上で、継続や解約の意向を問う機会になり、解約が増える可能性もある。かんぽ生命の顧客は約2648万人とされ、大規模な確認作業となる。
7月としては記録的な低温が続くなど初夏を感じさせない異例の天候がレジャー施設や小売店などに波紋を広げている。東京都内の大規模プールではプール開きからの客足が低迷。百貨店では春夏衣料のバーゲンセールが不調だ。野菜の生育不良も危ぶまれ、今後の天候が懸念されている。