「うどん県」で有名な香川県が、今度は「オリーブ県」として消費拡大と認知度アップを図る。全国の9割以上の生産量を占める同県では15日、日本で初めてオリーブの木が植えられて111年を迎える。昨年、日本で初めて新品種も開発した。ほかにも、オリーブそうめん、エサとしてオリーブを使う養殖のクルマエビや牛肉など、使い道はさまざまだ。すでに効能は評価されており、特産品としての注目度は大きい。このほか、他府県の認知度拡大イベント例も紹介する。
9、10の両日に一般公開される国登録有形文化財「原田家住宅」(徳島市かちどき橋3)で8日夕、敷地内に植わる蜂須賀桜のライトアップの試験点灯があった。樹齢約250年の蜂須賀桜は2月下旬からほころび始め、既に満開。午後6時半ごろ、住宅を管理するNPO法人「蜂須賀桜と武家屋敷の会」会員が点灯すると、光に照らされたピンクの花が夕闇に浮き上がり、幻想的な雰囲気を醸し出していた。