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2015年のグローバル貿易は大幅な不調=OECD |
2016-03-02 21:54 | |||
経済協力開発機構(OECD)が1日発表したプレスミュニケによりますと、2015年、G20構成国の輸出入額がそれぞれ13%と11.3%減少し、グローバル貿易の落ち込みが激しいということです。 プレスコミュニケによりますと、G20構成国各国の国際貿易額は、足並みを揃えて下落しており、特にロシアとサウジアラビアでは、それぞれの輸出入において減少幅が最大となっており、下落幅はともに35%を超えています。 また、2015年の第四四半期は、世界貿易全体が伸び悩みを続けており、G20構成国の当期の輸出額も6四半期連続で下落し、前期比下落幅は1.6%となっています。輸出も7四半期連続で下落し、下落幅は1.9%となっています。一方、当期は、G20の中で、中国とトルコだけが輸出入規模の増加を実現し、輸入額はそれぞれ1.0%、4.3%増加、輸出額はそれぞれ0.3%、3.3%の増加が見られました。 他にも、南アフリカとブラジルは昨年第4四半期、輸入額はそれぞれ6.2%、9.2%の下落をみせており、直近の6年のうちで最低水準に達しました。アメリカの同期輸入額は2.7%下落し、6四半期連続で下落が見られました。同時に、ヨーロッパ連合(EU)の輸出入規模も同様に連続で6四半期にわたり下落し、下落幅は輸出入それぞれ1.4%と1.0%となりました。
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