2015-12-08 00:56 |
市民の健康を守り、大気汚染のレベルを緩和させるため、北京市緊急対応弁公室は7日、12月8日7時から12日12時まで、北京市の大気重度汚染警報をオレンジ警報からレッド警報に引き上げることを発表しました。北京市が大気重度汚染レベルのレッド警報発令は初めてだということです。
北京市は既に7日零時にオレンジ警報を発令しており、各区、各部門で総動員を行い、大気の重度汚染に対する作業を展開しているということです。今回のレッド警報への引き上げ後、応急措置が更に強化されるとしています。そのうち、①幼稚園や小中学校に対し休校を呼びかけること②企業は汚染状況に応じて在宅勤務など柔軟性ある制度を実施することを可能とすること③北京市内でナンバープレート末尾の奇数・偶数による車両通行制限を実施し、市内の公用車はナンバープレート末尾の規制以外に全体の30%の車両の使用を禁止すること④公共交通機関は営業時間を延期し、運行能力を拡大させること⑤建築ゴミや土木の輸送車、コンクリート車、土砂輸送車など大型車両の運行を禁止すること⑥建設地の屋外作業を停止すること⑦道路の清掃を増加すること⑧工業企業はレッド警報の規定に基づき一部操業を停止させること⑨花火や爆竹、室外のバーベキューを禁止すること、などの措置が含まれています。
|