映画「紅いコーリャン」などで知られる中国の映画監督・張芸謀（チャン・イーモウ）氏（62）の事務所は2日夜ネットで、「彼と現在の妻陳婷との間には息子2人と娘1人がいる。すでに関連部門の調査を受けた。一人っ子政策に違反して悪い影響を及ぼしたことについて心からの謝罪を表明する」との声明を発表しました。

また、江蘇省無錫市浜湖区は公式ツイッターで声明を発表し、「張芸謀（チャン・イーモウ）と現在の妻陳婷が違法出産した事実をすでに確認した。2人は2011年9月に入籍したので、『中華人民共和国人口と計画出産法』、『江蘇省人口と計画出産条例』などの規定により、張芸謀と陳婷との間の3人の子供はいずれも非嫡出子になる」と明らかにしました。

張芸謀監督が「一人っ子政策」に違反して課される罰金は、彼の年収8000万元を元に江蘇省の規定に基づき概算すれば、合計2億4000万元（約40億円）を超えると推定されています。