北京市公安局治安総隊は昨日、国慶節の大型連休中のセキュリティー対策を発表しました。これによりますと、国慶節の期間中、故宮の入場券は１日8万枚の限定販売で、見学は一方通行となり、厳しいセキュリティーチェックを行うということです。また、10月1日から3日まで、故宮の開門時刻は通常の朝8時30分から１時間繰り上げ、7時30分に変更されます。

今回のセキュリティー対策による入場券の販売制限は、10月1日から7日まで実施されます。8万枚の限定入場券の中、インターネットで購入可能なのは4万枚、残りの4万枚は窓口で販売されます。ネットで購入できるのは、9月20日からで正規旅行社や一般観光客本人のみです。個人のネット購入は身分証明書が必要で、一人につき5枚までとなっています。観光当日は、ネット購入時に登録した身分証明書を提示し、故宮の午門（南門）の特別ゲートから入場できるということです。

また、今回の大型連休中、観光客の混雑緩和のため、故宮の午門広場にある16箇所のチケット売り場は全部オープンするほか、臨時売り場も設けられることになっています。