ニューヨークで開かれている第66回国連総会に出席中の楊潔チ中国外相は20日に、「朝鮮半島情勢は緩和の兆しが表れている」と語りました。

楊潔チ外相はこの日、韓国の金星煥（キム・ソンファン）外相と会談し、「このほど、朝鮮半島の南北双方を含む関係各方面は積極的な接触を展開しており、朝鮮半島の情勢は緩和の方向に向かっている。これは各方面が共同努力して遂げた成果であり、高く評価すべきだ」と述べた上で、関係各方面に向け引き続き努力し、6カ国協議の早期再開に必要な条件を作るよう呼びかけました。

金星煥外相は中国の努力に感謝の意を表した上で、中国と共に、密接な協調を保ち、各分野における協力を強化させ、両国の国民感情を深めていきたいとの考えを示しました。