14日朝、杭州市の周さんは住宅地を出てすぐに自転車をレンタルしました。30分後に会社近くのサービスステーションに返却し、徒歩数分で会社に到着です。現在、杭州では毎日十万人の市民が周さんのようにレンタル自転車を利用しています。

ラッシュアワーの交通渋滞の解決は難題であり、都市部の様々な面に関わっています。2008年5月から杭州でレンタル自転車サービスのテスト運営がスタートしました。3年間で延べ1億人以上、一日30万人余りが利用しています。

杭州市公共交通サービス発展有限会社の関係者によりますと、現在レンタル自転車サービスシステムは、最初の60箇所、2800台からサービスステーション2400箇所、レンタル自転車6万台余りの規模に発展しています。赤に白のレンタル自転車は杭州の街角の風景の一つとなっています。

浙江省政府が先日発表した「浙江省観光業発展十二次五ヵ年計画」によると、杭州のレンタル自転車サービスを省内のその他の都市でも展開する方針だということです。