第21回中国・ASEAN（東南アジア諸国連合）博覧会青書の「中国・ASEAN経済貿易協力見通し」が23日、広西チワン族自治区南寧市で発表されました。同青書は、中国とASEANの貿易規模は今後も拡大する見通しで、相互の投資には大きな将来性があるとの見方を示しました。

報告によりますと、近年、中国とASEANの経済貿易往来は日増しに緊密になっています。2013年以降、中国とASEANの貿易の年平均成長率は7.5%で、2023年の相互の貿易額は9117億ドルに達し、中国は15年連続でASEANにとって最大の貿易パートナーの座を維持しており、ASEANも4年連続で中国にとって最大の貿易パートナーの座を維持しているということです。

青書は、双方の貿易規模は今後も拡大する見通しであり、相互の投資の将来性は明るく、サービス貿易は一層質が向上し、量も拡大して、中国・ASEAN自由貿易区（FTA）バージョン3.0の実施は、企業により多くのビジネスチャンスをもたらすだろうと示しました。