中国物流購買連合会が2日に発表したところによりますと、2月の中国物流業景気指数は49.8％で、前月比4.6ポイント下落しましたが、指数の水準は基本的に安定しており、なおかつ、前年同期を大きく上回っているということです。

業界で見ますと、宅配運送業とコールドチェーン物流の落ち込みの幅が大きく、企業規模では、中小や零細な物流企業の景気の落ち込みが著しくなっています。また、春節期間中、従業員の帰省や生産活動の鈍化などが影響し、物流業の従業員指数は基準以下に落ち込みましたが、業界関係者は3月に入れば従業員指数は春節前のレベルまで上昇すると見込んでいます。また、後期の動きを反映した業務活動予想指数は引き続き好調を維持しているということです。