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盛り上がる春節の映画商戦、5日目で興行収入46億元を突破 |
2018-02-21 22:17 | |||
映画市場の書き入れ時といわれる毎年の春節連休。今年は例年以上に盛り上がりを見ませました。映画アプリ「猫眼電影」の統計によりますと、16日(旧正月元日)から20日(5日目)午後3時30分までで、国内で公開された映画の興行収入は46億元(約783億円)を突破し、同時期の新記録を樹立しました。
今年の春節連休に『捉妖記2 (Monster Hunt 2)』や『唐人街探案2(Detective Chinatown Vol 2)』、『西遊記•女児国(The Monkey King 3: Kingdom of Women)』、『紅海行動(Operation Red Sea)』など計7本の作品が公開されています。中でも、梁朝偉(トニー・レオン)と白百何(フェイ・バイ)が主演を務めるファンタジーコメディ 『捉妖記2 (Monster Hunt 2)』が15億元の興行成績で1位になりました。
一方で、中国軍人の活躍を描く『紅海行動(Operation Red Sea)』が高評価を受けて6億元以上の興行成績を達成しています。同作は香港の林超賢(ダンテ・ラム)監督が、2011年に起きたメコン川中国船襲撃事件を映画化した2016年の話題作『湄公河行動(メコン大作戦)』(2016)に続くもので、中国海軍によるイエメンでの海外救援活動を映像化したものです。近年、『戦狼(ウルフ・オブ・ウォー)』シリーズや『空天猟』(2017)などの映画が続々と公開されていることで、中国人民解放軍の活躍をテーマとした、いわゆる「主旋律映画」ブームが加熱しています。本作は、中国の陸・海・空軍が揃って「参戦」するほか、中国海軍の軍艦「臨沂艦」を含む強大な軍事装備も映画で初お披露目となっています。
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