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一人っ子の実像、幸運で孤独な「小皇帝」 |
2010-11-26 15:48 | |||
「兄弟のいない世界はどんな様子なのだろうか。1976年以降に生まれた数千万人の中国人は、まさにこの世界を体験している。過保護に育てられた中国の一人っ子世代は、『小皇帝』『小皇后』とも呼ばれている……」、これは米国NPRが23日に掲載した記事の一部です。
中国のベストセラー『僕らは楽しくない』の著者である、女性作家の劉芸さんは80年代生まれの喜怒哀楽を次のように表現しました。「僕らは不幸だ。一人っ子として、ほかの世代より楽しみが少ない。僕らは幸運だ。家族から倍以上の愛を与えられ、無邪気に成長してきた」。 中国の大手ポータルサイト「新浪(Sina)」はこのほど、15歳から25歳までの7000人以上の若者を対象にアンケート調査を行いま した。その結果、一人っ子の58%が、「孤独を感じている」、「自分はわがままだと思う」と回答しました。その一方で、多くの回答者は「家族に囲まれて、 一家の太陽のような存在に満足している」と答えました。 23歳の宋さんは中国西南部の貴州省の田舎に生まれた仡佬族(コーラオ族)です。彼は「田舎出身の私は、一人っ子であることが嬉しい。親 が与えてくれる全てが僕のもの、家の中心であることに満足している」と言い、また、「一人っ子のおかげで、親が自分にかける教育資金は大きい。もし兄弟が いれば、優れた教育を受けられず、農村から北京の大学に入ることは無理だろう」と語りました。 しかし、幸せの独りじめを楽しむ一方で、多くの一人っ子は兄弟を欲しがっているようです。22歳の晶晶さんは寧夏ホイ族自治区の出身で、 お姉さんが欲しかったと言います。「一人っ子の私はちょっとわがままです。もしお姉さんがいたら、面倒を見てくれるし、人生の先輩として見習えたと思いま す」と語りました。 また、一人っ子世代はいま、恋愛と結婚に悩まされています。最新のデータでは、中国の若い夫婦のうち、5分の1は離婚しているそうです。 そして、この数値はどんどん上がっているということです。これについて、晶晶さんは、「一人っ子の私たちにとって、他人にあわせることが出来ない。小さい 頃から、親に甘えて、何でも自己中心的に育ったから、他人に妥協するなんて、とても無理です。大学の宿舎でも、互いに妥協せず、けんかすることはよくあり ます」と教えてくれました。 さらに、一人っ子の世代は子育ての試練にも直面しています。中国社会科学院が2008年に行った、一人っ子世代の恋愛観、結婚観と教育情 況についてのアンケート調査によりますと、61%の回答者が「2人の子どもを産みたい」と希望しているのに対し、38%が「1人しか産みたくない」と回答 しています。しかし、経済面や現実的な条件などを考えると、65%の回答者が「1人を育てるだけで、もう精一杯だ」と答えました。 30代に入り、様々な社会問題に直面しつつある中国の一人っ子世代、、世界からの注目をいっそう集めることになるでしょう。(11/26 翻訳者:Lin チェッカー:吉野)
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