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きふきふ*ふるさと往来クラブ
地域情報特集
在日新華僑
東方通信社発行 学苑報
甲府市 |
2010年 6月 29日(火曜日) 18:15 | |||
最後に紹介するのは、山梨県の県庁所在地がある甲府市周辺エリア。甲府市は山梨県の経済や文化の中心であるとともに、戦国時代にこの地を治めた武将・武田信玄の治世が色濃く残っています。武田神社をはじめとした史跡や信玄の隠し湯といわれた湯村温泉郷など、一度は訪れたい見どころ満載のエリアです。 オススメその1 戦国ロマンたっぷりの甲府市を巡る!戦国時代に甲斐の守護大名としてこの地を治めた戦国大名・武田信玄は、山梨県の歴史を知る上で書かせない重要人物です。屈強な騎馬軍団を率いて近隣諸国を征服し、その兵法や戦術において、信玄公は戦国時代最強の武将とも評され、今なお高い人気を誇っています。また民政にも力を入れ、産業振興や治水事業に力を注ぎ、今なお残る和紙や織物といった産業の地盤を築きました。
風林火山のイベントが目白押し!毎年4月に甲府市で行なわれる「信玄公まつり」をはじめ、4~5月にかけては「甲斐の勝山やぶさめ祭り」や「武田の杜薪能」など、県下各地でも武田信玄にまつわるイベントが盛りだくさん。とくに、07年にNHK大河ドラマで武田信玄を主人公にした『風林火山』が放映されて以来、ドラマにまつわるイベントも多数開催。まつりでは県内の有志が鎧兜を身につつんだ姿も見ることができ、戦国時代の雰囲気が味わえます。
オススメその2 温泉に浸かって疲れを癒す!旅に出たら温泉にゆっくり浸かって日頃の疲れを癒したいもの。山梨県は富士山をはじめ多くのの山々に抱かれているため、県下各地に豊富な温泉があります。とくに、甲府市周辺の温泉はアクセスも便利で、旅の起点としても最適。武田信玄公が産湯を浸かったとされる名湯など、さまざまな秘湯が残っています。ゆっくりと温泉めぐりを楽しむのも山梨ならではの楽しみ方です。
疲れを癒やした後は、ほうとうを食す!温泉で汗を流してすっきりした後に食べてほしいのが、山梨名物の「ほうとう」。これは武田信玄が野戦食に食べたといわれる伝統食。幅広手打ち麺を野菜(カボチャ、キノコ、芋、青菜、肉など)とともに味噌味で煮込んだほうとうは、栄養満点で体も温まります。胃にも優しいので、ぜひ湯あがりに食べてみてはいかがでしょうか。
オススメその3 宝石の街・甲府で、お気に入りのジュエリーを山梨の特産といって忘れてはいけないものに宝飾品があります。もともと甲府市の北部ある金峰山一体で水晶が産出されたことからはじまった山梨の宝飾品の歴史。ここで採れた水晶は、縄文時代にはすでに勾玉などに使用されていたといわれ、明治時代に水晶の採掘が推奨されるようになると研磨加工職人が飛躍的に増え、甲府で加工された水晶製品は海外にも輸出されるようになりました。残念ながら現在は水晶の原石は枯渇してしまいましたが、現在でも山梨には1000社を超えるジュエリー関係の業者が集まり、国内の宝飾品の3分の1は甲府で製造されています。 たくさんの個性豊かなお店や企業も増え、値段も手ごろなものが揃っているため、甲府に訪れた際はぜひジュエリーショップを巡りたいもの。この機会にぜひ自分だけのお気に入りのジュエリーを見つけてください。
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最終更新 2010年 10月 14日(木曜日) 16:20 |