およそ1ヶ月間の告知を経て、歩行者や非機動車の信号無視などの交通ルール違反を対象にした取締りが正式に始まりました。これまで度々世間で話題となってきた、信号を無視して道を渡るいわゆる「中国式過馬路（中国式道の横断）」に対して、北京市はこの6日から違反した歩行者と非機動車を対象に現場での処罰を実施し、歩行者は10元（およそ160円）、非機動車は20元（およそ320円）の罰金を徴収します。

なお北京市では4月からこれまでの間に違反行為を合わせて2万件あまり処罰しました。また交通管理部門によりますと5月6日以降、この取り締まりは日常業務の一環として行われ、注意を聞き入れなかった人のみ処罰対象とするということです。