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Home China Online CRI メディア「中国の経済力を過大評価すべきではない」
メディア「中国の経済力を過大評価すべきではない」 印刷
2010年 8月 04日(水曜日) 17:06
中国の中央銀行である中国人民銀行の易綱副総裁は、最近「中国は経済的実力はすでに日本を超え、世界2位となった」と述べ、イギリスのある研究報告も、 「現在の経済成長速度から見て、中国は9年以内にアメリカを超え、世界一の経済体となる見込みだ」としています。これにメディアは注目し、大きな反響を呼 びました。

北京の新聞『京華時報』が発表した文章は、「中国は自己の経済的実力を過大評価すべきではない。現在、中国の一人当たりのGDPは日米の十分の一 足らずの3800ドルで、発展途上国の中でも中•低レベルである。さらに、中国のGDPの成長内容も欧米の先進国とは比較することはできない。したがって 中国は努力しなければならない点が非常に多い」と指摘しました。

新聞『中国青年報』の文章は、中国が世界2位の経済大国になるのはただ象徴的な意味を持つだけだということを認めた上で、「人口が多く、 基盤が弱く、資源が相対的に少なく、貧困人口が多く、経済の発展モデルのいち早い転換を必要としており、創造力が弱く、権益と福祉のレベルが低いことなど は中国の基本的国情である。これら理由から、世界2位の経済体とは、中国は経済大国だけだということで、経済的な強国ではない」と書いています。(翻訳: 李陽 チェック:林涛)