国の2017年度予算編成で、各省庁の概算要求の総額が101兆円規模となることが26日、分かった。100兆円の大台を超えるのは3年連続。社会保障費の増大などで総額が膨らむ。ただ、過去最大の要求となった16年度(102兆4099億円)の水準は下回る。低金利で、国債の利払いなどに充てる国債費が減るのが主因。財務省は31日要求を締め切り、年末に向け査定作業に入る。