新人先生が担任、急増 公立中、採用1年目の6割超 |
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2016年 8月 02日(火曜日) 23:04 | |||
全国の公立小中学校で、退職する教員数が2年後にピークを迎える。代わって新規採用者数が膨らんで経験の浅い教員が増え、中学では1年目で学級担任をする教員が6割を超えた。「大量退職・採用時代」に若手の効率的な養成が急務だが、教員の多忙化や教える内容の多様化も進み、学校には重い課題だ。文部科学省によると退職期を迎えているのは、第2次ベビーブーム世代(1971~74年生まれ)の就学に合わせて採用された教員。同省の2013年度の調査によると、ピークの18年度の退職者数は計2万3081人で、13年度の1.67倍に上る。
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