岡山支部も昨年衆院選「無効」 「司法軽視」と国会批判 印刷
2013年 3月 27日(水曜日) 00:00

各紙によれば昨年12月の衆院選の「1票の格差」をめぐり、岡山2区の選挙無効を求めた訴訟で、広島高裁岡山支部は26日、小選挙区の区割りを「違憲」と判断し、選挙を無効とする判決を言い渡した。二つの弁護士グループが全国14の高裁・高裁支部に起こした一連の訴訟の一つで、無効判決は25日の広島高裁に続いて2件目。広島高裁判決は、一定期間経過後に無効の効果が発生する「将来効」を選択したが、岡山支部判決は採用せず、国会の怠慢をよりいっそう厳しく批判した。