消費税増税で火花 選挙サンデー、党首舌戦 印刷
2012年 12月 10日(月曜日) 00:00

衆院選挙戦の期間中唯一の日曜となった9日午前、各党党首はテレビ番組に出演し、野田佳彦首相と自民党の安倍晋三総裁が消費税増税をめぐり火花を散らせるなど舌戦を展開したと各紙が報じた。午後には街頭などで支持を呼び掛ける。首相はフジテレビ番組で、2014年4月に消費税率を引き上げるか賛否を明らかにしなかった安倍氏に対し「増税は避けられない。(民主、自民、公明)3党合意をしたのに何だ。選挙の前におびえている」と反発。安倍氏は「来年4~6月の経済動向に関する指標を見て秋に判断する。何が何でも上げるというものではない」と景気動向を慎重に見極める考えを示した。