カツオ水揚げ、気仙沼漁港日本一 16年連続 印刷
2012年 12月 07日(金曜日) 00:00

東日本大震災で大きな被害に遭った宮城県気仙沼市の気仙沼漁港で、今年の生鮮カツオの水揚げが終わり、16年連続で水揚げ量日本一になる見通しとなったことが6日、分かったと各紙が報じた。気仙沼漁協幹部は「復興に向け関係者一丸となって頑張った証拠。水産加工施設の復旧に合わせ、来年はさらに水揚げを増やしたい」と話した。気仙沼漁協によると、6月に始まった今年の水揚げは11月26日までに1万9177トンで、震災で大きく落ち込んだ昨年を約5千トン上回った。漁業情報サービスセンター(東京)によると、カツオの漁期は全国的にほぼ終了。10月末の段階で、水揚げ量は気仙沼漁港の1万8261トンに対し、2位の勝浦漁港(千葉県)が8359トンだったことから、気仙沼漁港の日本一は間違いないという。