新中国大使に木寺氏 急死した西宮氏の後任 印刷
2012年 11月 23日(金曜日) 00:00

政府は22日午前の閣議で、急死した西宮伸一中国大使の後任として、木寺昌人官房副長官補を起用し、木寺氏の後任に梅本和義スイス兼リヒテンシュタイン大使を起用する人事を決定したと各紙が報じた。木寺氏の着任は12月下旬の見通し。中国大使を巡り、政府は9月11日、財界から起用された丹羽宇一郎大使の後任として、西宮氏の起用を決定したが、西宮氏は着任前の同16日に急性心不全で死去。尖閣諸島を巡り日中関係が悪化する中、次期大使の着任が大幅に遅れる事態を避けるため、10月上旬に外務省出身の木寺氏を内定していたという。