パナソニックがスマートメーターに参入へ 東電入札に参加、米社と提携 印刷
2012年 11月 20日(火曜日) 19:28

パナソニックが、米企業と提携し、電力の使用量を細かく把握できる次世代電力計(スマートメーター)事業に参入する方針を固めたことが16日、分かったと各紙が報じた。東京電力が2013年度に実施する入札に参加する。スマートメーターは双方向の通信機能を備えた次世代型の電力計で、節電効果が期待できる。パナソニックが提携するのは米大手アイトロン(ワシントン州)で、来週にも業務提携で合意する見込み。当初は年間200億円程度の売上高を目指す。東電は、14年度から10年間で一般家庭やオフィス、工場など約2700万件の全契約者にスマートメーターを導入する計画で、調達先を一般競争入札で選ぶという。