国家公務員宿舎、家賃2倍に 割安との批判受け 印刷
2012年 11月 20日(火曜日) 19:27

政府は、国家公務員宿舎の家賃を全国平均で2倍弱に引き上げる方針を固めたと各紙が報じた。2014年度から段階的に実施する。値上げ分で、宿舎の維持管理・修繕に今後かかる費用(年間約550億円)を賄う。14年4月からの消費税率引き上げに対する国民の理解を得るため、身を切る改革が必要と判断した。来週中にも発表するという。国家公務員宿舎の家賃は、周辺地域の民間家賃に比べて、3分の1程度にとどまる物件もあり、割安との批判が出ていた。実現すれば、過去最大の値上げ率で、民間の家賃水準に近づくことにもなる。