ストリートビューで「震災遺構」を撮影、公開へ 印刷
2012年 11月 16日(金曜日) 19:13

米グーグルは13日、東日本大震災の被災地に残る壊れた建物の内部を、ネット上で公開する「震災遺構デジタルアーカイブプロジェクト」の撮影を岩手県釜石市で始めたと各紙が報じた。年内に岩手、福島両県の4市町計32か所を撮影する。同社は昨年7月、カメラを搭載した専用車から写した風景を、無料閲覧できる「ストリートビュー」(SV)のページに、被災地の街並みを載せる取り組みを開始。今年9月からは自治体に被災建造物の撮影協力を依頼。自治体が示したリストから資料的価値などを考慮し、対象を決めた。画像はSVで公開するという。