大胆な金融緩和など、次元の違う政策を実施へ 自民党総裁 印刷
2012年 11月 16日(金曜日) 19:13

各紙によれば自民党の安倍晋三総裁は15日、都内で講演し、政権奪還後の経済運営ではデフレと円高が最大の問題だと指摘、これまでの自民党政権の対応とは次元の違う政策で対応するとの決意を語った。デフレ脱却では、インフレターゲット設定に言及し、日銀に大胆な金融緩和を求めたほか、来年度予算は景気刺激型とし公共投資を増額する方針を明言した。金融政策・財政政策などを総動員する考えを明らかにし、物価目標については、2%がいいのか3%がいいのか専門家の判断を仰ぐ考えを示したが、日銀が事実上の物価目標としている消費者物価の前年比プラス1%を上回る高い目標を求めたという。