漢字書けない」、6割超 情報機器普及で 文化庁 印刷
2012年 9月 21日(金曜日) 00:00

携帯電話などの情報機器や電子メールの普及で、漢字を正確に書く力が衰えたと感じる人が66.5%に上り、10年前より25ポイント以上増えたことが20日、2011年度の文化庁の国語に関する世論調査で分かったと各紙が報じた。同庁国語課は「機器の普及を反映し、今後も増えると予想され、大きな課題だ」としている。年代別では40代で「漢字を書く力が衰えた」と感じる人が最も多く、79.5%に上った。同じ質問をした前回の01年度調査では、30代の57.7%が最多だったが、今回は20代から50代全てで7割を超えた。