山形県と酒田市が風力発電3基ずつ建設へ 印刷
2012年 8月 21日(火曜日) 00:00

各紙によれば山形県と酒田市は20日、最大出力2300キロ・ワットの風力発電施設を3基ずつ、同市の十里塚海岸に建設すると発表した。総事業費は6基で計約54億円だが、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が7月に始まったことで、採算ベースに乗ると判断したという。県は15年度、酒田市は14年度の運転開始を目指す。県内の自治体が同制度を活用して風力発電事業に取り組むのは初めて。建設する蓄電池等併設型の風力発電施設は、風力の強弱による出力変動を緩和し、安定した電力供給ができるのが特徴。

最終更新 2012年 8月 30日(木曜日) 15:25