熊本県は27日、熊本地震で県内の製造業、商業・サービス業、観光業が受けた建物や設備の被害総額が8200億円に上るとの推計結果を発表した。約6兆円の県内総生産の14%に当たる。蒲島郁夫県知事は記者団に対し「熊本経済が傷ついており、早急な支援が必要だ」と述べた。各産業の被害額では、製造業が6030億円、商業・サービス業は1640億円、観光業が530億円となった。