シャープの高橋興三社長は26日、鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘会長と中国で会談した。鴻海によるシャープ支援では、将来返済義務が発生する恐れのある「偶発債務」を巡って鴻海が支援契約の締結を保留している。鴻海がリスクを精査する時間が必要になったため、両者は今月29日としていた交渉期限を延長することで合意した。契約締結は3月上旬にずれ込む見通しだ。