はかりメーカーの大和製衡(兵庫県明石市)は、魚の脂の乗り具合を測る機器「フィッシュアナライザ」を、長崎大学水産学部(長崎市)などと共同開発したと各紙が報じた。人が使う体脂肪計と同じように、微弱な電流を流して脂肪率を求める仕組み。おいしさの指標の一つである脂の乗り具合が、食べる前に分かるため「魚のブランド化に生かせる」と漁業関係者らの注目を集めている。