野村と大和の9月中間、ともに最終益が1千億円前後に急拡大 印刷
2013年 10月 31日(木曜日) 00:00

各紙によれば証券大手の野村ホールディングス(HD)と大和証券グループ本社が29日、9月中間連結決算を発表した。株式市場の活況による手数料収入の拡大などで、両社とも前年同期と比べて大幅な増益となった。最終利益ベースで野村は11年ぶりの高水準、大和は過去最高だった。野村は野村不動産HDを連結対象から外したため、売上高に当たる純営業収益は2.2%増の7877億円にとどまったが、最終利益は約22倍の1040億円となった。大和は純営業収益が61.1%増の2824億円。最終利益は約9.2倍の928億円で、中間決算の発表を始めた8年3月期以降で最高だった。