東京株、震災前の1万600円台回復 米「財政の崖」回避で円安進行 印刷
2013年 1月 07日(月曜日) 00:00

各紙によれば大発会を迎えた4日の東京株式市場は、米国で減税の期限切れと歳出削減が重なる「財政の崖」が土壇場で回避されたことを受けて円安ドル高が進行し、全面高となった。日経平均株価の終値は前年末比292円93銭高の1万688円11銭で、1年10カ月ぶりに1万600円台を回復し、東日本大震災前の水準に戻した。東証1部の値上がり銘柄数は全体の9割超を占める1553で、時価総額は306兆5016億円と2011年3月11日以来、300兆円の大台を回復した。