消費者物価指数、0.1%下落 5か月連続マイナス 印刷
2012年 10月 26日(金曜日) 00:00

総務省が26日発表した9月の全国消費者物価指数(2010年=100)によると、値動きの大きい生鮮食品を除く総合指数は99.8となり、前年同月に比べて0.1%下がった。マイナスは5か月連続だが、下落幅は、ガソリン価格の上昇や東京電力管内で電気代が値上げされたことなどを受け、8月の0.3%から縮小。テレビ(4.7%減)やビデオレコーダー(27.2%減)など家電製品の価格は低下し、全体では緩やかなデフレが続いている。食料(酒類を除く)とエネルギーを除く総合も0.6%下がり、09年1月からマイナスが続いている。物価の先行きを示す10月の東京都区部の生鮮食品を除く総合指数は99.3で、0.4%下がった。