固定電話網「あり方議論を」 NTT、無線での代用検討 印刷
2018年 7月 11日(水曜日) 18:22

NTT(持ち株会社)の新社長に先月就任した澤田純氏が4日、朝日新聞の取材に応じ、固定電話網の維持コストが負担になっているとして、過疎地などでは無線などで代用することを検討する意向を示した。携帯電話の普及などで、ピーク時に約6千万あった固定電話の契約数は2千万を切った。澤田氏は「総務省がリードする形で、ユニバーサルサービスはどうあるべきか、議論を始めて頂きたい」とし、「無線が可能ならば採用したい」と語った。