東芝、8月に東証2部降格 「債務超過」認定へ 印刷
2017年 6月 26日(月曜日) 19:18
東芝は23日、2017年3月期決算の有価証券報告書(有報)について、6月末となっている提出期限の延期を金融庁(関東財務局)に申請した。新たな期限を8月10日としており、金融庁も認める方針だ。東京証券取引所は東芝の有報による正式な決算を当面確認できないことから、東芝が5月に発表した決算見通しに基づいて3月末時点で負債が資産を上回る「債務超過」だったと認定し、ルールに従って東芝株を8月に東証2部に降格することを決める予定だ。